ラジオで伝える双葉町の6年 

震災の年の四月。1400人の双葉町民の避難所となった旧騎西高校

震災の年の四月。1400人の双葉町民の避難所となった旧騎西高校

毎年3・11になると、関東に住む私たちも、あの時のことがよみがえってきます。
体験したことのない大きな揺れ、電車が止まって明け方まで家路を歩いたこと、計画停電で町の中が暗かったこと。
多くの人たちが日常を取り戻して行き、事態の重大さの記憶も薄らいでいく中、
今も「帰宅困難」のままの人たちがいます。
3月11日にNHKラジオで、東日本大震災と福島第一原発の事故から6年の、双葉町を特集することになり、
私は取材とコメントで参加しました。
ラジオなのでもちろん音声のみですが、これまでに私が出会った双葉町民の、思いがあふれた50分のドキュメンタリーです。

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2017年3月11日(土)16時05分~16時55分 
NHKラジオ第一
ラジオドキュメント『かなわぬ願いをかかえたままで~市民が見つめた双葉町・避難者の六年』
構成・ナレーション 鹿野睦 
取材・コメント 堀切さとみ
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原発避難という、誰も経験したことのないことに直面させられてしまった人々。
彼らは取り残された人たちなのではなく、私たちの一歩先を歩いている。
私はそう思っています。

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レイバーネットТV福島特集を海外へ

2月24日に放送したオープンチャンネル「あれから五年 福島からの避難者は今」
友人に英語字幕をつけてもらい、短縮バージョン(28分)をYouTubeにアップしました。

福島での異常出産、県立医大が胎児のデータを収集していること、
避難先で受けた差別など、マスコミが避けてきた問題を、
二人の避難者が意を決して 語ってくれています。

風評をまき散らすなと言われようと、「疑いをもっている」という事実を隠すことはできない。
今語らなければなかったことにされてしまう。そんな決意が伝わってきます。

チェルノブイリの後を追うかのような事実。海外からの反響も多いです。
ぜひご覧ください。

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フクシマから五年~オープンチャンネル

あの3・11からまもなく五年になろうとしてる。
新聞の一面もテレビの特番も「あれから五年」ラッシュだ。
福島第一原発が犯した罪はあまりに大きく、五年で解消されるものではない。
これからどんな影響が出てくるのかわからないけれど、
長い長い歴史のスタートラインなのだ。
2020年に向けて「五輪復興」なんて言って、責任をうやむやにして
風化させたいのは見え見えだけど、
だからこそ避難者がモノを言っていく必要がある。
言う人がいれば、記録に残すことができる。
地球上のあらゆる生物に対して、とんでもないことをしたんだってこと。
その責任から逃れられる人なんていないんだってことを
五年たった今、あらためて考えたい。
淡々と双葉町を追いつづけ、町の人の声に自分自身を重ね合わせた五年だった私が、
初めてレイバーネットТVというインターネットテレビで
番組の企画進行に挑戦します。
ぜひご覧ください!

●労働者の 労働者による 労働者のための
  レイバーネットTV 第98号放送
    オープンチャンネル企画
 「あれから5年~福島からの避難者はいま」

・日時 2016年2月24日(水)20:00~21:00
・視聴アドレス  http://www.labornetjp.org/tv
・配信場所   バンブースタジオ(竹林閣)
  http://vpress.la.coocan.jp/bamboo.html
   (地下鉄「新宿三丁目駅」E1出口近く)

○ゲスト
・木田節子さん・・・富岡町から茨城県に避難
・鵜沼久江さん・・・双葉町から埼玉県に避難
○映像
 3分ビデオ「帰れない『ふるさと』」(作・高木成幸)
 *作者は浪江町出身の写真家でスタジオに来てくれます。
○映画予告編「大地を受け継ぐ」
 *フクシマ農民の心を描いた話題のドキュメンタリー。予告編映像をみんなで
見てみよう。

 その他、何でもありの「オープンチャンネル」にご期待ください。ツイッター
でご質問・ご意見をお寄せください。ハッシュタグ#labornettv

〔レイバーネットTV事務局 TEL03-3530-8588〕

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世界一の被爆国で再稼働ラッシュ・・・の今。

img055 東京電力福島第一原発が緊急停止し、避難指示が出された日から4年と5ヶ月の8月11日、九州電力川内原発が再稼働した。
 そして今日10月26日、四国電力・伊方原発の再稼働に愛媛県知事が同意。「重い責任を伴う」と言うが、事故が起きたら責任をとることなんて絶対にできない。福島が証明しているではないか。

 もう2年以上の間、日本は原発ゼロでやれてきた。この期に及んでなぜ原発が必要だというのだろう。エネルギー不足なんて言い訳にはならない。
「将来の安全より、明日の生活」
 地元の人たちの中にはそう言って再稼働を望む声もあるという。でも福島の人はみんな知っている。国に嘘をつかれていたことを。
 「安全だって言ったじゃないか」
 この言葉はフクシマだけでたくさんだ。もう2度とこんなことは聴きたくないし、言わせたくない。

島根半島を望む鳥取県境港市

島根半島を望む鳥取県境港市

おいしい魚の宝庫です

おいしい魚の宝庫です

 
 福島からほど遠い島根県。山陰地方は私の住む関東地方からは行きにくい場所だが、この1年半の間に3回も訪ねることができた。これは「再稼働なんかさせない。ふるさとを守りたい」という、島根原発に反対する人たちの強い思いのおかげだ。
 そして先月、鳥取県境港市で『原発の町を追われて』の上映会が開かれた。島根原発が事故を起こしたら再稼働したら被害をうけるのは、風下にある鳥取県なのだ。地元で活動する「グリーンコープとっとり」の皆さんが準備してくださり、豊かな海の町・境港の会場に120名の人たちが集まった。
 原発のない埼玉や東京とは違う。原発の立地する町の人たちにとって、原発に反対することがどれほど難しいか、私にだってわかっているつもりだ。
 でも今は福島がある。
 福島県双葉郡双葉町がどうなっているのか、原発立地の町の人たちにこそ知ってほしい。
 その思いだけでしゃべった。
 相変わらずトークはちっとも上手くならなくて、ほとほといやになるけれど、
主催者の方が来場者の方々の感想を送って下さった。読んでちょっとホッとしている。
上映会場に展示された、鳥取県内の高校生による反戦の祈り

上映会場に展示された、鳥取県内の高校生による反戦の祈り

「こんなに集中してみた上映会はなかった。今まで3・11の現状をテレビなどでみてきた。しかし今日の生の声や姿をみて、今まで何をみていたのか? もう一度考えてみたい」
「何が悲しいって双葉町民の心がバラバラになり、国や東電の思うつぼになっていることだ」
「島根原発から15キロのところに住んでおり、大変不安に思っている。原発のあるところで、このような上映会をしてほしい」「今回は映画をみる側としていますが、いつ向こうのスクリーン側になってもおかしくないと、身につまされました」

米子空港で、飛行機の時間ギリギリまでスタッフや地元の人たちと話が尽きませんでした

米子空港で、飛行機の時間ギリギリまでスタッフや地元の人たちと話が尽きませんでした

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3/11を忘れないために・・・二つの上映会

武蔵野市民学校主催の映画上映会のおしらせ

9月5日(土)
堀切さとみ特集

13:10~柳瀬川図書館(東武東上線「柳瀬川」駅より徒歩4分)
『原発の町を追われて』(56分)
『続・原発の町を追われて』(26分)
『事故から4年が過ぎて~井戸川克隆氏(前双葉町長)が語る』(28分)
『再稼働なんてめちゃくちゃだ!~川内原発ゲート前へ!』(15分)
『絶対廃案! 8・30国会包囲行動』(13分)
*****歴史的なこの夏の記録を一挙上映*****

9月6日(日)
イアン・トーマス・アッシュ特集

13:10~『グレーゾーンの中』(2011年 89分)
 柳瀬川図書館(東武東上線「柳瀬川」駅より徒歩4分)
18:30~『A2-B-C』(13年 71分)
 にいざほっとぷらざ(東武東上線「志木」駅改札出て左) ****イアン監督も来場!『A2-B-C』上映中止問題をめぐって、自主上映とは何かを考えます***********

入場無料
問い合わせ 080-4291-4904(兼岡)

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