2011年3・11を契機に「福島をわすれない」という思いで、練馬区にあるギャラリー古藤で開催されてきた江古田映画祭。
『原発の町を追われて 第1部・2部・3部』が、第7回江古田映画祭観客賞を受賞しました。
「原発事故以降、埼玉県の廃校になった高校の校舎で避難生活を始めた双葉町のひとびとを追い続けた力作。堀切監督の目線はいつも被災者とともにあり、好感を持ちました。第3部は、久喜市で農業を再開した鵜沼友恵さんが主人公です。差別や誤解に直面しながら、たくましく生きる鵜沼さんの姿から教えられることが多く、また失われたものの大きさに気づかされました。丁寧で息の長い取材にこころから拍手を送りたいと思います。」
永田浩三さん(武蔵大学教授)から、このような評をいただきました。本当にうれしいです。まだ始まったばかりの原発避難問題。わがライフワークにしていこうと、決意しています。