8月6日にはひばりが丘の居酒屋で、8月9日にはこれまで何度も『原発の町を追われて』を上映してもらった武蔵野市民学校でやりました。
ひばりが丘には、お店の常連さんや近所の方々が多数来てくださって、ふだん映画館には足を運ぶことがないという人もたくさんいました。こういう人たちに映画を観てもらえるのはとても嬉しいことです。
福島原発事故のその後がどうなったか、世間の関心はかなり薄れていると感じます。でも、双葉町の避難者・鵜沼久江さんの姿をみて「また仕切りなおさなきゃ」と言ってくれた人がいて、パート3を作ってよかったと思います。
双葉町をはじめとする警戒区域の人たち、そして「自主避難者」といわれる人たちも、一人一人が頑張って、いつ終わるかわからない避難生活を生き抜くしかない。その頑張りを支えるのは、私たちがどれだけ避難者のことを想像できるかだと思います。
逃げてきたくて逃げたわけではない。それを理解することで、避難者の生き方も変わっていく。
ぜひ自主上映会を開いてください。パート3の上映時間は30分と短いですが、たっぷり討論するにはいい長さかなと思っています。