上映会・イベント

**********2024年*********

※特に記載のない場合は『原発の町を追われて・十年』の上映です。感染症拡大など、状況によって変更があるかもしれません。事前にお問い合わせください。
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***1月20日(土)埼玉県加須市***

『3・11を忘れない~映画と絵本のつどい」』
〇会場:鵜沼久江さんのお家(埼玉県加須市、旧騎西高校の近く。個人宅なので住所は載せていません。詳細はお問い合わせください。)
〇時間:13時30分から
     映画上映『原発の町を追われて・十年』『2023年・双葉町は今』
     絵本読み聞かせ:鈴木邦弘さん、山本潤子さん
〇参加費:1000円
〇交通機関:【車で来られる方】駐車場あります。【電車で来られる方】JR鴻巣駅、久喜駅、または東武伊勢崎線加須駅まで送迎致します。(要予約)

原発事故から13年になろうとする今も、加須市やその周辺には、福島第一原発原発による避難者の方がたくさんいらっしゃいます。中でも双葉町は、一昨避難指示が解除され、人が住めるようになった最後の町としてニュースになりましたが、依然「戻らない」「戻れない」「迷っている」という方が大勢います。原発によって故郷を壊された人たちは、周りが考えるほどにたやすく再生することはできません。メディアは「復興」という光の部分を強調しますが、世間がそれに乗っかることで、原発避難者は孤立を深めていくように感じます。相馬市で診療をしている精神科医、蟻塚亮二さんは「戦争や震災から何年、何十年もたってからPTSDを発症する」多くの人たちをみてきたといいます。2011年3月からずっと、さまよい続けている人々のことを忘れてはいけない。この人たちの現実や思いを蔑ろにして、原発問題をたどることはできないと思います。
この三年ほど、コロナ禍の拡大などで集まる機会が奪われていましたが、原発避難者の方々を中心に、誰もが集い、語り合える場を再開することにしました。映画や絵本の読み聞かせをしたり、お茶やお菓子、料理を食べながら、ゆったりとした時間を過ごしたいと思います。