世界一の被爆国で再稼働ラッシュ・・・の今。

img055 東京電力福島第一原発が緊急停止し、避難指示が出された日から4年と5ヶ月の8月11日、九州電力川内原発が再稼働した。
 そして今日10月26日、四国電力・伊方原発の再稼働に愛媛県知事が同意。「重い責任を伴う」と言うが、事故が起きたら責任をとることなんて絶対にできない。福島が証明しているではないか。

 もう2年以上の間、日本は原発ゼロでやれてきた。この期に及んでなぜ原発が必要だというのだろう。エネルギー不足なんて言い訳にはならない。
「将来の安全より、明日の生活」
 地元の人たちの中にはそう言って再稼働を望む声もあるという。でも福島の人はみんな知っている。国に嘘をつかれていたことを。
 「安全だって言ったじゃないか」
 この言葉はフクシマだけでたくさんだ。もう2度とこんなことは聴きたくないし、言わせたくない。

島根半島を望む鳥取県境港市

島根半島を望む鳥取県境港市

おいしい魚の宝庫です

おいしい魚の宝庫です

 
 福島からほど遠い島根県。山陰地方は私の住む関東地方からは行きにくい場所だが、この1年半の間に3回も訪ねることができた。これは「再稼働なんかさせない。ふるさとを守りたい」という、島根原発に反対する人たちの強い思いのおかげだ。
 そして先月、鳥取県境港市で『原発の町を追われて』の上映会が開かれた。島根原発が事故を起こしたら再稼働したら被害をうけるのは、風下にある鳥取県なのだ。地元で活動する「グリーンコープとっとり」の皆さんが準備してくださり、豊かな海の町・境港の会場に120名の人たちが集まった。
 原発のない埼玉や東京とは違う。原発の立地する町の人たちにとって、原発に反対することがどれほど難しいか、私にだってわかっているつもりだ。
 でも今は福島がある。
 福島県双葉郡双葉町がどうなっているのか、原発立地の町の人たちにこそ知ってほしい。
 その思いだけでしゃべった。
 相変わらずトークはちっとも上手くならなくて、ほとほといやになるけれど、
主催者の方が来場者の方々の感想を送って下さった。読んでちょっとホッとしている。
上映会場に展示された、鳥取県内の高校生による反戦の祈り

上映会場に展示された、鳥取県内の高校生による反戦の祈り

「こんなに集中してみた上映会はなかった。今まで3・11の現状をテレビなどでみてきた。しかし今日の生の声や姿をみて、今まで何をみていたのか? もう一度考えてみたい」
「何が悲しいって双葉町民の心がバラバラになり、国や東電の思うつぼになっていることだ」
「島根原発から15キロのところに住んでおり、大変不安に思っている。原発のあるところで、このような上映会をしてほしい」「今回は映画をみる側としていますが、いつ向こうのスクリーン側になってもおかしくないと、身につまされました」

米子空港で、飛行機の時間ギリギリまでスタッフや地元の人たちと話が尽きませんでした

米子空港で、飛行機の時間ギリギリまでスタッフや地元の人たちと話が尽きませんでした

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